*「くつろぎの庭」の水やり
今年の夏、ホースをつかって水道の水を庭に撒いたのは9,10日の二日だけである。
他の日は?
夕方になると、ご近所から、勢い良く草花に水をやる涼しげな音が聞こえてくる。焼け付いた土が吸い取り紙のように水を吸い込んで行き、急上昇する湿った空気に独特の臭いがジンワリと染み込んで行く。子供の頃からなじんでいる日本の夏の風物詩でもある。気化熱が土と草に涼を吹き込み、その風が開け放った窓から室内に流れてゆき、部屋の中の熱までも外に押し流してくれる。
だが、そんな贅沢を、私はあまりしない。水道水は、庭に流しても下水道料金が追加される、これがちょっと不本意なのかもしれないが、これはさしたる理由ではない。
ではなぜ?それは、「大切な扱いをせずに、そでも生き残る植物が私の庭の一員として淘汰され残って欲しい」から。
毎日、食器洗い機のスイッチを入れる前、温水器までの管にたまっている、冷たい水が5リットルある。それを捨てずにペットボトルに受けると、すぐに水やりができる。もうひとつの資源は、雨水樽の中の水。これだけの水があれば、軒下にある植木鉢と、乾涸びて喘いでいる場所に撒いてやれる。屋上にある野菜は、夜中に温水器から流れるオーバーフローの水でまかなう。これだけで、結構夏はしのげるのである。あとは、草花に向かって「強くなぁれ、つよくなぁれ」とつぶやくだけ。日照りがまる3日続いて庭全体が苦しそうに見えるようになる時だけ、長いホースを担ぎだしてシャワーを浴びせてやっている。
だから、夕立は天の恵み。屋根の上に落ちる雨の半分は樋を伝って雨水樽に流れ込むので、すぐに満杯になり真夏の3日分はストックしてくれる。
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*そして、ちょっと反省
昨日、コリウスをふた鉢購入した。ハルディン栄養系という仰々しい名前が付いている。マロウのなくなった所に植えようと、シャベルで掘ると、数センチ下はカラカラに乾いていた。そうか、そうか、水枯れだったんだ!ヨセミテからやってきたマロウさんには、酷な環境だったのね。ゴメンナサイ!