朝から素晴らしい秋晴れである。
カナダに行っていたデービッドのおみやげは、13冊の本。その中には、ガーデニングの本も混ざっていた。
小説は少しずつ読むとしても、すぐに役立ちそうな本は後回しにできない。そこに詰まっているかも知れない知識を山積みにしておいたら損をするように思えるから。だがたいていは、読んだからといって、すぐに使える知識などはあまりないものであるが、内容を咀嚼するうちに、はたと気付かされたり、まるで関係のないことを突然に閃いたりする。これが大きいのである。
今読んでいるのは「A Year On the Garden Path」、サブタイトルが「A 52-week
organic gardning guide」とあって、Carolyn Herriotというカナダの園芸家の本である。からりとした日差しを浴びながら、居間に寝転んで「1月の3週」を読む。インゲンマメの栽培について書かれている。実家の母はキヌザが好きで、いつか私がスイートピーを植えていたら、なぜキヌザヤにしないのかと不思議がっていたっけ。実際、2度程育てたことがあるのだが、最初の収穫の後はすぐにアブラムシにやられてしまうので、作る気がしないのである。きっと土の状態が良くないから抵抗力がないのだろう。だが、読んでいると作りたくなって来る。伸びた蔓をつまみ採ると書いてある。
その内容がどう繋がったのかわからないが、バケツの中に入れてあった芝生を思い出した。乾かして土を落としさなければ!急いでサンダルを突っかけて、広げた状態が御覧の通り。トレーに入っているのは、未完熟のコンポストである。湿度の高い気候が続き、裏のコンポストは湿り過ぎている。こうして乾燥させてから、南側の太陽を利用するのである。乾燥状態をみながら、必要ならば湿ったコンポストと混ぜてバケツに入れ、縁の下に数週間置いて寝かせる。風邪が完治していないので、用心用心!
あっ、本の「1月5週目」の項目には、道具の整理の仕方が書いてある!どうやらなかなか良い本らしい。デービッドにしては良い選択をしたものだ!
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