写真のビンに入っているのは、庭から取ってきた柑橘類を水に入れただけのもの。

 先日友人から聞いたのだが、どんな柑橘類でもいいそうだ。柑橘類の皮には洗浄力があって、水に浸けておくとエキスがでる、というので試してみた。どんな種類でも、食べ終わった皮を使えばいい。早速朝しぼったジュースの皮を使い、フィルターで漉して、左に見えるスプレーに入れた。実験開始……

*シンク:洗い物を終えたあと、ステンレスの桶やシンクに吹きつけてスポンジでサッとこすると、きれいになる!汚れがスポンジに移ってスポンジが使えなくなるほど。蛇口もこれを吹き付けて乾いた布巾で拭うとピカピカになる。

*窓ふき:私は年に2回しか窓ふきをしない。いつもは、e-washを混ぜたぬるま湯に浸したぞうきんで拭いたあと、「あっちこっちふきん」でからぶきをする。こん回は代わりにこの液体を使った。からぶき前にちょっとスプレーして同じような行程で拭くと、きれいになった!いつもより透明感がある。

*ガスレンジ:付属品を外して液をスプレーしてぬるま湯で拭く。きれいになった。

*床ふき:適量をバケツにたらしたぬるま湯でぞうきんがけをした。スッキリする。

 オレンジを原料にした商品が、いろいろ市販されているが、こんな自家製の液体でもけっこう使い物になる。柑橘類の皮は色落ちがするので、私はハッサクなとを剥くときには紙を敷く。でないとテーブルに黄色のシミが付いてしまうから。だから洗濯には使えないだろうが、目下のところ布巾はゆすぐと落ちる。

 現在私は、食器を洗うときもこれを使っている。植物性油の時はすぐに落ちないので、吹き付けては流すことを数回しなくてはならないが、普段はこれでスッキリ洗い上がる。動物性の油の時は、軽く中性洗剤で下洗いするといいかもしれない。我が家の場合は、食洗浄器にもこれをたっぷり吹き付けている。全行程がお湯だからかも知れないが、コップもきれいに光って仕上がる。

 いいのは、手が荒れないこと。皮に付いた農薬が気になるので、できれば自然のままに育ったみかんを手に入れるといいだろう。

 ちなみに、液体がたくさんある時には、庭にも吹き付けている。猫は柑橘類の臭いが嫌いだと聞いたことがあるから。だが、こちらの方の効き目はまるで未知数。

 ひとつ注意しなくてはいけないことは、この液体を入れたスプレーから液漏れすること。油を入れたビンから液漏れするかのようにスプレーする穴から液が垂れてくる。だからスプレーのネジをきつく閉めておかないといけない。

 多くの人がちょっと手をかけて、毎日使う中性洗剤の量を減らしてくれれば、どんなに下水処理の負担が減ることかと思うのだが。