ナスタチウム(ノウゼンハレン科)
Tropaeolum majus L.

 4年ほど前になるだろうか、家族でで富士の裾野にあるペンションに泊まった時、この花がいくつものプランターに咲き乱れていた。きれいだな、可愛らしいな、なんて花だろうと思ったきりそのままになっていた。

 そして去年種を買い求めた。いくら捜してもナスタチウムという種はなく、しばらくしてキンレンカと書いてあるふくろに気付いた。

 大事に苗床に種を蒔き、芽がでてから移植した。サラダにして食べられるというけれど、匂いが強くて家族にはあまり歓迎されなかった。

 ひとしきり咲いてから夏の暑さに参ったようだったので、一部を半日陰に移したらその方は元気になった。

 そして今年も種を求めた。今度は直播きした。カナダのグレアムは「ナスタチウムは雑草だよ、ほら見て御覧」と菜園の端を指差した。見るとモジョモジョたくさん生えている。「でもね、可愛いし害虫よけになるからあちこちに移して使っているよ」と言っていた。

 来年はこぼれ種で生えて来ないかなあ。種を気にしてみよう。 [2000.6.23]

 この後、友人から種を頂戴し、以来毎年こぼれ種であちこちから生えてくる。種もいくつか採取して欲しいところにも毎年植えている。

 初夏に咲いたあと、真夏にダメになったしまうのだが、近くに落ちた種から秋になると再び芽が出て花を咲かせる。[2008.09.25]

 

 右の写真は1月3日現在。大晦日まで、数輪咲いていた。年が明けて2鉢は片付けたが、ひと鉢だけはこうして一輪のために残してある。

 昨年頂戴した種の子孫が、秋にこぼれ種から発芽して、秋中ベランダで咲いていた。それにしても、霜にあたりながらこうして新年も咲くとは。[2009. 1. 4]